ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 305字|2012.3.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
水位計を優先配備へ
レイテ島タクロバン市にある科学技術省の地域事務所では、今年のビサヤ地方東部の洪水対策優先課題として、主要河川への水位計設置を図ることになった。ミンダナオ地方のカガヤン・デ・オロ、イリガン両市における先の洪水被害が引き金となった。
エスペランシラ同事務所長は、「洪水発生の少なくとも6時間前には、住民に通知できるようにしたい」と、機器設置の狙いを説明した。
同地域では、これまで2年間で自動測候所施設や雨量計を要所に設置してきた。新たに水位計を設置するのは、過去に洪水被害が起きた河川を中心に、オルモック市のバオ川やレイテ州のパロ川など、当面10河川が予定されているという。(28日、ビジネスワールド)