ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2012.2.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
サンゴ礁再生計画
ボラカイ島沿岸で死滅の危機にあるサンゴ礁を救うため、約6千万ペソを投じた再生計画が5日、関係諸機関の手で始まった。「コード・ブルー・プロジェクト」と呼ばれる計画は、ほぼ死滅したサンゴ礁に、人間の手でサンゴを植え付けるもの。約90%が死滅した同沿岸一帯のサンゴ礁に、底辺が1・2メートル四方のピラミッド型をした枠にサンゴを約5千個植え付け再生を促す。一つ9千ペソでオーストリアの地球科学者の発案。
比では、すでに同様のサンゴ礁修復がルソン地方カビテ、バタンガス両州でも行われている。ボラカイでは、漁船のいかりやボート遊びによるダメージが主因で、サンゴが瀕死(ひんし)の状態になったとみられている。(6日・インクワイアラー)