ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2012.1.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
地元経済界は強気
欧州諸国の財政危機や米国経済の停滞にもかかわらず、イロイロ市の経済界には「活気ある2012年」への強気の期待が根強い。
イロイロ・ビジネス・クラブ(IBC)のララ専務理事は、今後の経済見通しを語るのは時期尚早と断りつつ、年初に開かれたIBCの経済専門家会合では、「イロイロ市のビジネス環境は好転」との見通しだったと明かした。
同専務は、その根拠として民間企業によるインフラ整備と大型プロジェクトを挙げた。「年内に複数のホテルが新たに立ち上がるし、メガワールド社による都市開発事業が完了する」と話す。一方で不動産増税の動きには懸念を表明するとともに、増加する自然災害対策には、政府が一層力を入れるべきとの注文も出した。(4日、ブレティン)