ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2011.12.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
カト元部隊長は健在?
イスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)を離脱したカト元部隊長が心臓発作で倒れ、死亡説が流れる中、モロ民族解放戦線(MNLF)のスポークスマン、メルカド・サランガニ氏は、マギンダナオ州コタバト市で記者会見し、同元部隊長の写真を示し「健在」と訴えた。
この写真にはサランガニ氏と並んで元部隊長が写っており、8日付けの全国紙を手にしていた。元部隊長は、「BIFM(バンサモロ・イスラム自由運動)」の頭文字が刻まれた濃い色のシャツを着ているが、弱々しくやつれて見えた。
同氏は、写真が撮影された場所について「安全上の理由」から明かさなかった。MILFのジャファール副議長は先に、元部隊長は死亡と言明していた。 (12日、ブレティン)