ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2011.11.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
盗電摘発で料金徴収
サンボアンガ市電力公社(Zamcelco)のカストロ総支配人代理は、1月の就任当初から、電気料金を支払わずに電力を利用している盗電が同公社の経営を圧迫しているのに気づき、対応に乗り出した。直ちに関係機関の職員12人から成る特別チームを結成。特別チームは発足から数週間後に、少なくとも八つの村で組織的に「電気泥棒」が行われている事実を突き止めた。
盗電の手口は、送電線からメーターを通さずに直接電気を引き込む方法で、仲間の間では「ジャンパー(跳躍者)」と呼ばれていたという。カストロ氏は地元警察などに通報する一方で、電気料金の回収を始めた。これまでに分かっただけでその額は、1千32万ペソ余に上るとみられている。(25日、ブレティン)