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　農務省は、個人業者などに食肉輸出の道を開くため２００１年中に１億８千万ペソをかけ、設備が整ったＡＡＡ級の食肉解体場５カ所を建設する。国立食肉検査所（ＮＭＩＳ）のバカヨ所長が、17日開かれた食肉安全啓蒙週間開会式で明らかにした。

　ＡＡＡ級の解体場は現在、ビサヤ地方のセブ州マダウエ市、ミンダナオ地方の南コタバト州およびダバオ市、ルソン地方カビテ州ダスマリニャス市の４カ所だけ。新解体場の場所について、アルカラ農務長官は「食肉業者らと２週間以内に協議することになっている」とだけ話した。

　現在、豚肉輸出では初となるマレーシア向け商談が進行中で、こうした商談を成立させるためにもＡＡＡ級解体場の増設が欠かせないという。（18日、ビジネスワールド）