ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 325字|2011.9.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
豪から肉牛など輸入
ビサヤ地方東ネグロス州政府は、オーストラリアから8千万ペソ相当の肉牛と羊を輸入し、新牧場を開く。マラニョン同州知事によると、輸入するのは肉牛1200頭と羊2千頭で、11月中に到着の予定。同州ローザ村とムルシア町に150ヘクタールの牧場用地を確保し、牧草の育成にとりかかり始めている。
州政府が認めた農家に牧畜基礎知識と飼育法を特訓し、飼育をゆだねる方針。マラニョン知事は「良質の肉牛を育て、ゆくゆくは輸出にも乗り出したい」と意気込みを語る。
同州では昨年10月にも、ニュージーランドから乳牛70頭を買い付け、カバンカラン、カルロータ、サガイ各市の酪農農家に供与。公立学校の児童に牛乳を配るプログラムを始めた。(8月31日、ビジネスワールド)