ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2011.8.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
女性17人を救出
ミンダナオ地方サンボアンガ市警は1日、同市北部サンタマリアの民家で拘束されていた女拉致被害者の女性17人を保護。人身売買の疑いで一緒にいた首都圏タギグ市の男性(42)を逮捕した。女性たちは、いずれもルソン地方から連れてこられ、マレーシアやレバノンへ向かう矢先だった。
同市警のオカンポ警視によると、今回の摘発は拉致被害者の保護に携わっている非政府組織(NPO)、ビサイヤ・フォーラム・ファンデーション(VFF)からの通報が発端となった。
サンボアンガ国際空港の到着ロビーで、同市警の特別チームが通報に基づき該当する一団を見つけ、数台の車に分乗して追跡し、「隠れ家」に到着したところを摘発した。(3日、ビジネスミラー)