ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2011.6.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
砂糖の密輸摘発強化
砂糖密輸対策機構(SASO)は関税局セブ事務所と合同チームを結成、取り締まり態勢を強化して多年にわたるセブの砂糖密輸一掃に乗り出す。SASOのコルティアオ代表は「税関当局との密輸追放合同キャンペーンは民間セクターの対策として画期的一里塚となる」と語った。セブは砂糖密輸の多発地帯。同代表によると、密輸品の荷揚げ場所としてマクタン市のバニラド、タカバンなどが指摘されているという。
合同摘発チームは強制捜査権を持ち、国際、国内航路を問わず疑惑の拠点に関税局の捜査令状で急襲できることになる。
SASOは約1年前に設立され、2カ月前にマニラ向けの密輸砂糖摘発に貢献するなど多大の成果を収めている。(2日・スター)