ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.4.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
カビラオ島の夢工事
ビサヤ地方ボホール島西方にあるカビラオ島は、世界的なスキューバダイビングのスポットとして知られる。ところがダイバー達の宿には電気が通じておらず、発電機に頼っているのが現状。地元のロペス町長にとっては海底ケーブルを敷設し、ボホール島から電力を確保するのが長年の夢だった。このほど行われた記者会見で、同町長は当初の工事費として1700万ペソを用意し、夢の実現に踏み切る構想を披露した。
資金源として町長が期待しているのは、ボホール島の中心都市タグビラランの地元資本の出資と、親族でもある地元出身議員を通じての政府資金。潮の流れが速い両島間のケーブル敷設は難工事も予想され、この額では済まないのでは、との質問が相次いだ。(12日、ブレティン)