ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.3.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
森林伐採規制を約束
ダバオ市で16日開かれた気候変動会議に出席したアキノ大統領が、商用目的の森林伐採を厳しく制限する政府の方針を説明、環境破壊から地域を守ると約束した。
先に全国の知事らが大統領に対し、自然林及び河川流域の森林伐採禁止、鉱山開発の一時禁止などについて質問書を提出したことに大統領が応える形となった。会議では20項目から成る要望書をまとめ、大統領に手渡した。
大統領は説明の中で、アロヨ前政権時代に始まった森林再生のための政府の支援計画についても触れ、会議に出席した地域有力者らの意見も求めた。3年前に始まったこの計画では、被支援は支援額を返却することになっている。鉱山開発について大統領は明言を避けたという。(17日・ビジネスワールド)