ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 325字|2011.3.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
サンボアンガにお茶農場
サンボアンガ市ラパスの二つのバランガイ(最小行政区)に有機農法による製茶プランテーションが建設される運びとなった。農務省が高価値作物開発プログラム(HVCDP)に基づいて72万5千ペソを拠出し、建設費用やセイロン茶の育成、農家の指導になどに充てる。
ラパスでは20年ほど前に地元の篤志家がセイロン茶の種を取り寄せ、自前で栽培に取り組んできた。一定の成果を達成したところで、政府にサンボアンガでお茶生産を︱︱と建議したが、資金難で道が開かれなかった経緯がある。
今回のプロジェクトには有機農法開発に取り組む民間企業も参画しており、農務省では、事業化も視野に入れた展開に期待を寄せている。(16日・ビジネスワールド)