ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 339字|2011.3.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
技能OFW需要増
米国内の失業率は依然として高いが、高成長分野での比人技能修得者には根強い需要が見込まれる︱︱。このほどセブ市で開かれたスタンダード・チャータード銀行研究所の記者会見で、ニコラス・クワン首席エコノミストが、そうした分析を披露した。同氏によると、米国経済は、経済危機の後遺症を引きずり、失業率も9・5〜9・8%と高い。しかし、医療や金融のような成長分野もある。
比人海外就労者(OFW)の2010通年の送金額が前年比で8・2%増と記録的な伸び率を示したのも、こうした米国内事情と無関係ではないとみられる。
クワン氏は昨年のOFW送金の52%が米国からであることを挙げ、技能修得者には未来が開かれていると話した。(1日・ブレティン)