ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2011.2.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ネズミ被害4千万ペソ超
ミンダナオ地方南コタバコ州で、コメやトウモロコシなどの穀物がネズミに食い荒らされる被害が広がり被害総額は4410万ペソ相当にのぼる事態となった。
レイナルド・レガステ同州農務担当官によると、最も被害が大きいのはセブレーク町で、昨年後半だけで19バランガイ(最小行政区)の259の農家が総額350万ペソの被害を受けた。他にはタンタガン、スララー、ノララ、ポロモロク、コロナダル各町などに被害が及んでいる。
セブレーク町が、いち早く災害都市宣言を出し、他の町もこれに追随する見通し。
同州ではセブレーク町の農家に計50キロの「ネコいらず」を配布し、他町の農家にも順次配布する計画という。(9日・ビジネスワールド)