ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 325字|2011.1.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ごみ対策など4課題
ダバオのサラ・ドゥテルテ市長は今年の同市の重要政策課題をごみ、交通、下水、違法居住者の4分野に定め、重点的に取り組む方針を明らかにした。市の関係機関には予算を考慮しつつ積極的に取り組むよう求めた。
同市長は、町がごみで汚れていれば投資家は意欲を失うと指摘。天然資源環境省と協力して資源ごみなどの仕分けを住民に促していくとした。交通対策は長年の懸案で、市当局は公的機関からの資金援助を受け、10年計画で対策を策定する。下水対策はまともに取りかかれば数十億ペソの事業だが、まず洪水に弱い低地住宅地を中心に排水溝整備などに手をつけるという。違法居住者も市の抱える大問題。非政府組織と協力して移住先に定住用住宅建設を進める方針。 (20日・ブレティン)