ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2011.1.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
電力スポット市場が順調
比電力市場社(PEMC)のオカポ社長が明らかにしたところによると、昨年末に開設されたビサヤ卸電力スポット市場(WESM)の取引が順調に行われている。
PEMCは、ビサヤとルソン両地方の電力商品を市場需給に基づき、買いと売りの取引の場を提供している。オカポ社長は、電力商品が市場主導で取引されている、と語るとともに、近く機関投資家を招き、これまでの取引の概要について説明すると話した。
WESMの開設にあたっては、時期尚早との反対意見もある。これについて、エネルギー長官は、「反対者も今や、なぜ卸市場の開設が必要か分かっただろう」とし、ビサヤ地方の電力会社にもWESM開設と運営に関する苦情が寄せられていないと語った。(7日、スター)