ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2011.1.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
商品券の期限撤廃で攻防
商品券に使用期限がついているのは、消費者には不都合として、貿易産業省(DTI)は先にこれを撤廃する方針を打ち出したが、業者団体の中にはこれに反対する声もあり、その運用をめぐり混乱が起きている。
セブ市にあるDTI地方事務所長のベンチュラさんによると、ホテルやリゾートなどの業者からは、この方針に懸念を表明する声が届いており、近く要望をまとめた文書を受理する段取りという。
一方、比小売業協会のリュー会長は「検討中」としながらも、政府の政策は顧客サービスに役立たなくては意味がないと、話す。ベンチュラさんも「政府は、消費者と業者双方の利害を慎重に見極めなくてはならない」と、運用現場での微妙な胸の内を明かす。(6日、ブレティン)