ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 295字|2010.11.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
鎮痛剤の規制検討
ボホール州タグビララン市議会は、住民に鎮痛剤中毒と見られる患者が増えているとの報告を受けて、鎮痛剤の成分を規制できないか検討している。
鎮痛剤は、医師の処方箋があれば、薬局などで手軽に入手できる。
問題は、同じように中毒症状が起きるのに鎮痛剤の成分は、違法または禁止薬物のリストに掲載されていないことにあると、同議会の関係者は話す。このため、危険薬物の規制法(2002年)の薬物成分のリストに鎮痛剤の成分を加えるよう決議を採択することを検討しているという。
チャット・ボホール州知事も、こうした動きを支持し、政府への働き掛けを行うことも視野に入れている。(17日、ブレティン)