ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 328字|2010.11.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「爆竹使うな」運動
クリスマスと新年を控え、お祭り騒ぎで使われる爆竹の危険を知らせるキャンペーンが始まる。
ボホール州タグビララン市では、厚生省地方事務所の女性所長マダリータさんの呼び掛けで、地元警察や教育関係者らが近く会合を開き、住民に爆竹の危険を周知する方法や段取りなどを話し合う。
クリスマスや新年には例年、爆竹による負傷者や、時には死者が出る事故が後を絶たない。
同市ではこれまで3年にわたり、こうしたキャンーペンを続けており、今年は爆竹の代わりにトロット(メガホンの一種)を使うよう住民に呼び掛ける。マダリータさんは、「(爆竹を買うお金があるなら)家族に食べ物を買ったらいいのに……」とも話している。(9日、ブレティン)