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　海洋資源の宝庫として知られるセブ州近海で今、ダイナマイトを使った違法操業が盛んに行われ、その結果、多種の海洋資源に被害が及んでいる。海洋専門家は「違法操業を放置すれば、州近海の海洋資源は大幅に減る危機に陥る」と強く警告している。

　同専門家によると、違法操業者は魚を捕るため海中でダイナマイトを爆発させが、その際の衝撃で魚以外の重要な海洋資源も深刻な被害を受けるとともに、海洋汚染を拡大させる原因にもなるという。

　これに加え違法操業者がダイナマイトを誤爆させ命を落としたり、腕などを失う事故も起きている。同専門家は州や沿岸警備隊に違法操業取り締まりを強化し海洋資源を守るよう求めている。（15日・トリビューン）