ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2010.7.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「営業料」は違法
最高裁判所はこのほど、東ミサミス州カガヤンデオロ市がバス、タクシー、ジプニーに支払い義務を課していた「市内営業料」を違法とし、同市に徴収中止を命じた。これに伴い、バスなど公共交通機関の運営会社および組合は、同市に対し徴収分の払い戻しを求める動きを開始している。
カガヤンデオロ市は2003年公布の市条例で、同市内で営業する民間バス、タクシー、ジプニーに「ステッカー」を張ることを義務付けた。ステッカーの代金は冷房バスが500ペソ、普通バス400ペソ、ミニバス300ペソ、乗合ジプニー300ペソ、タクシー200ペソなど。
地裁、控訴裁そして最高裁と続いた「3連敗」で同市側の立場は一段と苦しくなっている。(15日・ブレティン)