ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2010.6.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
看護学校の質が低下
高等教育庁ダバオ事務所のアキノ所長はこのほど、ダバオ市内の看護師学校生の国家試験合格率が低く、教育水準が落ちているとの懸念を表明した。
それによると、2009年の同国家試験の合格率は全国平均で40・70%だったのに対し、ダバオ市内の計20校のうち7校が同率に達しなかったどころか、高等教育庁が設定する最低基準の同率30%にも届かなかった。
同所長は基準を満たさなかった7校の校名を公表するとともに、基準未満状態が今後2年連続する看護学校には閉校措置を講じるとの厳しい姿勢を示した。
さらに同所長は、看護師候補生に求められている病院(ベッド数100床以上)での研修徹底も強く要請した。(7日・サンスター)