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　ボクシングの国民英雄、パッキャオ選手が統一選の下院地方選で当選したことで、一躍、全国に名をとどろかせたサランガニ州の沖合いで、クジラを襲うことで知られるシャチの一群が確認された。同州沖は多様な海洋生物が生息することで知られるが、シャチが確認されたのは今回が初めてという。

　確認されたのはサランガニ湾沿いのティノト、スンバン両町の沖合い。シャチのほかにもマッコウクジラ、ゴンドウクジラも姿を現した。

　地元の水産関係者らによると、両町沖合いではシャチ計６頭が確認された。正確な大きさは不明だが、大きく不気味な背びれを水上に見せながらゆうゆうと泳いでいたという。シャチは成長するとオスで体調が９メートルにも達する。（27日・サンスター）