ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2010.5.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
義歯飲み込み九死に一生
サンボアンガ市で24日、民間ラジオ局の男性リポーターが胃薬と一緒に入れ歯も飲み込み、のどを詰まらせた。運び込まれた病院の医師が鉗子(かんし)を使って何とか入れ歯を取り除き、リポーターは「九死に一生を得た」と喜んでいた。
このリポーターはdxVP︱Radyo局で働くヘスス・カバトさん。カバトさんは胃痛を和らげる丸薬を服用する際、蛇口に直接口をつけて一気にのみ込もうとした。
しかし、はずれた入れ歯が丸薬とともにのどに流れ込んでしまい、激痛が走り、呼吸困難にも陥った。
激痛に耐えた末に呼吸が正常に戻ったカバトさんは、医師に感謝するとともに、その後、ラジオを通じ「入れ歯には注意を」と聴取者に呼び掛けた。(27日・サンスター)