ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2010.4.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
子供3人を人質に
セブ州ラプラプ市プンタエンガニョでこのほど、40歳の比人男性が民家に押し入り、子供3人を人質に取って母親に15万ペソの身代金を要求した。男性は駆け付けた警察官の説得を受け入れ、発生から約1時間半後、子供3人を解放した。3人にけがはなかった。
調べによると、金融業者の男性は包丁を手に押し入り、子供3人をロープで縛った上で、母親に15万ペソを要求。男性は母親に事業資金3万ペソを貸し付けていたが、返済されなかったと主張。男性自身も運転資金に困り、強硬手段に訴えたとみられる。
警察側は説得の際、子供3人を解放すれば男性を訴追しないと約束。これに対し母親は子供虐待を盾に、男性を訴えると主張しているという。(9日・サンスター)