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1月25日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 331字|2010.1.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

営利誘拐への懸念高まる

 死んだはずの営利誘拐団、ペンタゴンの首領が生きていた︱︱。ミンダナオ地方南、西部で暗躍していたペンタゴンの首領、アロント・タヒルは2004年8月、隠れ家を国軍に空爆され、その際に死亡したとされていた。

 しかし、最近タヒルを名乗る男性が地元ラジオに出演、「負傷しただけで、死んではいない」と存在を誇示した。

 これに対し地元警察の幹部は「誘拐団が警察や社会を混乱に陥れるための茶番」とし、タヒル死亡説を依然、主張している。 

 だが、誘拐の標的にされる地元財界側の受け止め方は違っている。ここ数年の誘拐事件多発を指摘するとともに、身代金目的の事件が今後、さらに増える可能性があると懸念を高めている。(20日・ビジネスワールド)

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