ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2010.1.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
電力不足解消へ
ビサヤ地方で恒常的に続いている電力不足が、何とか解消に向かう可能性が出てきた。セブ・エネルギー開発会社の発表によると、セブ州トレド市で総工費4億5000万ドルを投資して建設中の火力発電所の第1プラントが3月第1週に稼働する予定。
第1プラントの発電能力は82メガワット。今年6〜12月に完成予定の第2、3プラントを加えた総発電能力は246メガワットに達する。
同社はビサヤ地方の電力不足量を130メガワットとしており、新火力発電所が完成すれば、同地方での電力不足は解消されるとしている。同地方ではこれまで、電力不足から計画停電を余儀なくされ、市民生活だけでなく、生産活動にも影響を与えている。(18日・ビジネスワールド)