ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2010.1.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
タバコ販売規制を強化へ
豪腕政治家で知られるドゥテルテ市長の牙城、ダバオ市で今、タバコ販売をさらに規制強化する案が検討されている。同市では既に、公共の場での喫煙が厳しく禁止され、違反者には罰金なども科せられている。
今回の規制案を検討しているのはピーター・ラビナ市会議員。同議員は2002年成立、施行の喫煙規制条例を改正、煙害をさらに食い止めるのが狙いと説明。それによると、提案に盛り込まれる規制内容は①タバコの1本売り禁止②路上でのタバコ販売の禁止︱︱など。
同議員は「貧しい者たちがなけなしの金で、タバコ1本を路上で買っている」と話すとともに、規制が実施されば、タバコ代を他に生かして使えるようになるとしている。(4日・ビジネスワールド)