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　アロヨ大統領が下院選（ルソン地方パンパンガ州）に出馬するとの情報が流れたのを受け、西ネグロス州バコロド市で11月30日、農民組織などのメンバーが同市中心部の広場に集まり、出馬反対を激しく訴えた。

　反対集会に集まったのは西ネグロス農民連盟、ネグロス農地改革推進連盟などのメンバー約２０００人。

　参加者たちはアロヨ政権下で一向に進まない農地改革への不満をぶちまけたほか、ミンンダナオ地方マギンダナオ州で起きた大量虐殺事件を「大統領の政治姿勢が招いた惨劇」などと非難、その上で、同大統領の下院選出馬を「汚職容疑での訴追をかわすのが狙い」などとやり玉に挙げた。

　農民連盟などは今後も反対集会を開くという。（１日・サンスター）