ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2009.11.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
NPとLPが合従連衡
2010年5月の統一選を実施するフィリピンは今、政治の季節に入り、国政レベルにとどまらず、地方政界でも政党間でさまざまな形の「合従連衡」が進んでいる。
イロイロ市では国民党(NP)所属のトゥレニャス市長と自由党(LP)メンバーのマビログ副市長が手を組み、アロヨ政権の与党、ラカス・カンピCMDの同市長候補に立ち向かうことで合意した。
トゥレニャス市長は任期切れを迎え、今回は下院議員選挙に出馬。これに対しマビログ副市長は同市長の後任の座を目指し、国民人気の高いアキノ(上院議員)支持票を同市長に振り向ける。
利害が一致した両陣営が協力関係を確認、その上で与党陣営から出馬するゴンザレス市長候補に立ち向かう。(25日・サンスター)