ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 285字|2009.10.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
元市長親族の犯行か
20日午後、南ラナオ州マラウィ市役所に手りゅう弾が投げ込まれ、21人が死傷した事件は目撃者証言から元市長の親類の男が容疑者として浮上している。
マラウィ署のウムパラ署長は容疑者が逮捕されていないため、身元確認を避けた。これまでの捜査によると、同敷地内の中央選管事務所前には選挙人登録のため行列が出来ていた。
実行犯とみられる男が現れ、新規登録者とみられる有権者に登録しないよう呼び掛けていた。その数分後に爆発が起きたという。死傷者はいずれも市役所の正規職員か臨時雇員だった。
マラウィ署は新規登録阻止を狙った政治目的の犯行をみている。(22日・ブレティン)