ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2009.10.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
神父拉致は同一犯
南サンボアンガ州でアイルランド人神父が拉致された事件は、2007年にイタリア人神父を誘拐した同じグループの犯行と国軍関係者が19日、述べた。
「07年にイタリア人神父を拉致したのと同一グループの犯行とみている。同地域で活動するイスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)の組織離脱集団の仕業」と、国軍西部本部渉外担当のユディニ中佐は語った。
イタリア人神父はサンボアンガシブガイ州で武装集団に拉致、拘束され、1カ月後に身代金と引き換えに解放されたとされる。「入手した信頼すべき情報から、同組織の一部グループによる犯行は否定できない」と同中佐は述べた。容疑者6人の顔写真を作成して追及している。(20日・ビジネスワールド)