ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2009.9.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
PNGとの海運路開設
ダバオ市を拠点とする海運会社、CBシップス・サービスは14日、同社がダバオ港とパプアニューギニア(PNG)のラエ港を直接結ぶ海運定期航路を開設したと発表した。両国間の直行航路はこれが初めてという。
同社によると、PNG中北部に位置するラエは首都ポートモレスビーに次ぐ同国第2の都市で、貨物用港湾施設の規模は同国最大。
PNGは、マグロなど豊かな海洋資源および木材などの森林資源を産出する。新設される海運路ではCBシップス・サービスのコンテナ船がこれら資源をダバオ港に運ぶという。ダバオ、ラエ両港を直接結ぶことで、輸送コストの軽減につながるほか、ダバオ港がPNG産物の送り出し拠点にもなると期待されている。(14日・ブレティン)