ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 289字|2009.9.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
記者向け護身セミナー
フィリピンの新聞、ラジオ、テレビ部門で働く比人ジャーナリストたちは、都会や地方を問わず、常に命の危険と隣り合わせで仕事をこなす。
政府関係者の汚職暴露記事を書いたり、立場を異にする政治家、特に地方自治体の首長らを批判する放送などを流した場合、待ち受けるのが「暗殺」という卑劣な暴力。
こうした危険な状況を軽減しようと、国家警察はこのほど、南サンボアンガ州サンボアンガ市で、ジャーナリスト対象の「護身」セミナーを開いた。内容は脅しへの対処法、護身術に始まり、最後は銃器の取り扱い方まで盛りだくさん。実際に銃を手に、標的に向けて発砲する訓練も行われた。(8日・サンスター)