ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2009.9.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ市長の妹が出馬表明
比では基盤とする地方自治体の首長ポストなどを一族間で「たらい回し」する例が珍しくない。その中、セブ市の現トマス・オスメーニャ市長が来年の任期満了に伴い、「後継」指名したのはマイケル・ラマ現副市長。
これに対し、思わぬところから強力なライバルが現れた。同市長の実妹ジョージア・オスメーニャさんが8日、同市長選への出馬を表明した。ジョージアさんは実兄指名の後継者との一騎打ちを覚悟の上で、「以前から政界進出を考えていた。来年がその絶好の機会」と、一歩も譲らない姿勢を強調。
ジョージアさんはさらに、「市内を歩き回り、草の根レベルでの支持を確認できた。その声にこたえたい」と、出馬決意に至った経緯を説明した。(8日・ブレティン)