ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2009.8.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
小学生に麻薬禁止教育
覚せい剤など違法薬物の被害者が低年齢化する懸念が高まっている中、ビサヤ地方イロイロ市を拠点とするビダ財団が小学生を対象に、違法薬物の危険性などを教え、同薬物に手を染めないよう教育する運動を開始する。
この新たな試みに対し、イロイロ市のトレニャス市長も全面支援を約束、9月3日に同市で行われる開始式で、「児童、家族そして社会」を違法薬物から守る決意を表明することになっている。
イロイロ市内には公立小学校が計52校あり、6歳から11歳の児童が学んでいる。開所式では同市内で活動するマーチングバンドなども参加、児童たちだけでなく、保護者たちにも違法薬物依存の危険性を訴え、健全な社会の建設に協力し合うよう求める。(11日・サンスター)