ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2009.6.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マンゴーが足らない
マンゴーの収量不足が食品加工会社の成長の妨げとなっている。「マンゴー加工産業は依然として上昇気流にある」ーー先週、セブで開催された実業家会議で食品加工大手、プロフード・インターナショナルのウイ社長はこう現状を分析した。セブでドライマンゴーを生産する同社だが、マンゴーの収穫量が少なく、加工に回る量が確保できないのが問題という。
同社だけでドライマンゴー製造のために月間、七千トンのマンゴーが必要。現実はマンゴー栽培農地が少ない上、その他の果実生産も十分とはいえないため、加工業者にとって生産量の推移が重大関心事という。国内、海外ともドライマンゴーへの需要は堅実で、同社長は政府に対し、農業育成に一層の努力を求めた。(23日。ブレティン)