ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 308字|2009.6.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
遺伝子組み換え作物禁止
西ネグロス州の「遺伝子組み換え(GMO)問題検討委員会」(委員数十四人)はこのほど、九対五の賛成多数で、同州のGMO導入禁止条例の継続を決めた。検討委員会は同決定をザイコ州知事に提出した。検討委は同時に、一年間に限り、GMOの種など作物ではなく、トウモロコシ粉などのGMO製品の同州持ち込みを認めた。
マンガオ委員長は「GMO作物の州持ち込み禁止を維持する。州内の各港湾での検査態勢を従来通り続ける」と強調した。
また、今回の決定について同委員長は「食の安全維持を優先した結果である。持ち込み禁止を厳重に守るため、州政府はGMO作物を識別できる機材を充実させることが必要」とも述べた。(17日・サンスター)