ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2009.3.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブに市立大学を
セブの一市議が市立大学を新設して地元の大学生への教育助成をすべきだと提唱している。ジェリー・カリリョ市議(教育委員長)はセブ市立大学創設法案を提出、すでに本会議へ上程された。
「市立大学の創設は私立大の授業料高騰に対応するためにも必要。来年の私の任期満了までの具体化を期待している」という。提案によると市立大には看護、介護、職業訓練、工化学などの学科のほか、市やバランガイ(最小行政区)職員のための公共サービス科も設置される。
同構想はアジア諸国でトップクラスのシンガポール大学の方式を取り入れたもの。同議員は「授業料値上げで私立大に入学できぬ若者のためにも市立大設立は今がグッドタイミング」と力説している。(3日・ブレティン)