ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2009.1.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
市会議員らに特別金支給
米国でがん治療中のオスメーニャ・セブ市長はこのほど、インターネット会議の中で、二〇〇八年の市財政黒字額が二億五千七十万ペソに上ったと発表するとともに、この中から市会議員および高齢者向けに「特別金」を支給するとの考えを明らかにした。
それによると、セブ市議会の議員数は十六人で、一人当たり三百万ペソを優先開発補助金(通称、ポークバレル)として配分。高齢者には誕生日と今年のクリスマスに各千ペソの計二千ペソを支給するという。
ポークバレルは各議員が自らの選挙区で行う環境改善などの事業向けとして使われることになるが、議員の中からは「三百万ペソでは満足な事業は実施できない」との声が早くも挙がっている。(20日・サンスター)