ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2009.1.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
死刑復活に賛同
豪腕政治家として知られるダバオ市のロドリゴ・ドゥテルテ市長はこのほど、麻薬所持事件のもみ消し疑惑を端に浮上している「死刑復活」問題で、同復活に賛同するとともに、「ダバオ市は今も『死刑』を廃止していない」と言明、麻薬や凶悪犯罪には厳罰で臨む姿勢を示した。
さらに同市長は、もみ消し疑惑が浮上した司法省と激しく対立した大統領府麻薬取締局のサンチャゴ局長と証人のマルセリノ同局捜査隊長の二人を「真実を明らかにした」と称賛した。
同市長は続けて、「汚職がなくなることはないだろうが、このダバオでは絶対に許さない。特に違法薬物事件関連の汚職は、どんな手段を講じても摘発、犯人に法の裁きを受けさせる」と強く警告した。(12日・サンスター)