先住民女性が売春
[ 318字|2008.11.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
サランガニ州では貧困から、先住民ビラアン族女性の売春が増えている。ジェネラルサントス市内のビア・ガーデン、ナイトクラブ、一流ホテルなどで十五歳から十八歳の、それらしい先住民女性の姿が見られる。ソーシャルワーカーによると、わずか十五分ほどの「営業」で家族を養うのに必要な一日分の現金が入手できるため。一週間分の生活費を短時間で稼ぐ女性もいるという。
ビラアン族の女性は「政府が長年、先住民対策を怠ってきたため、最古の職業の選択を余儀なくされた」と述べた。中にはインターネットを通じて外国人と結婚するケースもあるが、外国人の夫が妻に売春を強要するケースもあり、国際結婚が必ずしも幸福には直結していないという。(17日・ビジネスミラー)