ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2008.11.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
地裁判事を銃撃
東ネグロス州北部のギフルンガン市でこのほど、同市地裁のマリオ・トリニダド判事が車で移動中、オートバイに乗った二人組から突然、銃撃を受けた。
同判事は右足大腿部と右耳に銃弾を受け、病院に運ばれたが、命には別状はなかった。しかし、同車を警護するためオートバイで後を走っていた同判事のガードマンが背中に銃弾数発を受けて、運ばれた病院で間もなく死亡した。
現場は同判事の自宅からわずか二百メートルしか離れていなかった。現場からM16ライフルの空薬きょう十個が見つかった。
地元警察の調べによると、トリニダト判事は共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)メンバーが絡んだ事件の裁判を担当していているという。(10日・サンスター)