ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2008.11.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
大看板倒壊で2人重傷
カガヤンデオロ市で十月二十七日、立体歩道橋を歩いていた地元在住の夫婦が、突然倒壊してきた巨大看板の下敷きとなり、命に別状はなかったが、ろっ骨を折るなどの重傷を負った。
幹線道路沿いなどに立つ巨大看板の倒壊事故は二〇〇六年、大型台風に見舞われた首都圏マニラで起きた。死傷者が出たため大きな社会問題となり、巨大看板設置基準の見直しが行われた。
カガヤンデオロ市での同様事故の発生は今回が初めて。このためアバダイ同市長は通信会社が設置した同看板の倒壊原因を詳しく調べるよう関係機関に指示。さらに、市内の巨大看板の総点検、中でも幹線道路沿いや学校などの周辺に立つ同看板の適法、強度調査を入念に行うよう命じた。(10月28日・サンスター)