ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2008.10.27|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
税務署長の更迭要求
東ミサミス州カガヤンデオロ市で、商店や中小企業も含む実業界と、同市などで徴税を担当する国税局の北部ミンダナオ税務署が激しく対立している。恣意的な徴税と署員のわいろ要求に根を上げた実業界は、近く一日間の「一斉休業」を決行、アロヨ政権に同税務署長更迭を迫る。
実業界によると、同税務署は商店主や企業経営者たちに対し、勝手に査定した税額を無理やりに押しつけ、納税を迫っている。これに加え徴税の際に税務署員たちがわいろを要求するなど、目に余る行為が続いているという。
実業界は政府に税務署長の更迭を求めているが、満足できる回答が届いておらず、このため近く、「一日休業」という強硬手段に訴えることにしている。(21日・サンスター)