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　西ネグロス州でこのほど、電子メールを悪用した詐欺未遂事件が発覚した。メールを悪用されたのは同州シライ市に住む女医のバルデビアさん。発覚の発端は「ロンドンで強盗被害に遭ったあなたが、金銭援助を求める電子メールが飛び交っている」という知人の電話。

　驚いたバルデビアさんが調べようとしたが、電子メール用パスワードが何者かに変えられてアクセス不能状態に。このためプロバイダーに事情を説明、他の認証項目も伝え、新パスワードを使って同メールを確認すると、金銭支援を求めるメールが他の知人にも送られていた。

　バルデビアさんは知人たちに偽メールにだまされないよう連絡、現在までのところ被害は出ていないという。（18日・インクワイアラー）