ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 327字|2008.10.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
学生対象の観光セミナー
フィリピンを代表する観光地、セブで今月十一日、セブ州内の大学で観光学を専攻する学生約一千人を対象とする「観光セミナー」が開かれる。観光産業で活躍するプロたちから話を聞くことで、観光産業の現状と役割などへの理解を深めてもらうのが狙い。
同セミナーには既に十五大学が参加を表明、大学では得られない現場の知識を学生たちに学んでもらい、将来、同産業で働く際に活用してもらいたいと期待を高めている。
また、セミナー主催者側の一人は、大学の観光学科では堅苦しい理論の授業が主で、観光現場で必要とされるものが教えられていないと指摘、その上で、観光学科のカリキュラムを改定し、社会に出た後に実際に役立つ内容にすべきだと強調した。(9月30日・ブレティン)