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　サウジアラビアは国連の世界食糧計画（ＷＦＰ）比事務所に百カートンの加工食品を寄贈した。北コタバト、南北ラナオ、シャリフカブンスアン、マギンダナオ各州で続いている戦闘で、家を失った難民への食料支援のため。在比サウジ大使館は「ミンダナオで戦禍を受けた難民への援助を募ったＷＦＰに緊急対応したもの」としている。ＷＦＰにとってサウジは世界で二番目の強力支援国。食料、燃料の高騰に対応するため、世界各国に七億五千五百万ドルの緊急援助を呼び掛け、サウジが五億ドルを引き受けた。

　ＷＦＰは既に六百五十トンのコメを南北ラナオ、北コタバト州の難民に配布済みだが、さらにマギンダナオ、シャリフカブンスアン両州でも近く二百五十トンを配布する計画。（３日・スター）