ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2008.9.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
そんな組織は不要
首都圏開発局(MMDA)のような組織を創設してセブ都市圏の多角的交通制御を図ろうという動きに対し、セブ市のオスメーニャ市長は「何のためにそんな組織が必要なのか」と不快感を表明している。セブ都市圏交通局(MCTA)創設構想は、同市出身の下院議員の発案で既に法案が下院に上程されている。セブ市だけでなく周辺のタリサイ、マンダウエ、ラプラプ各市、各町の連携を図り、セブ都市圏の総合的交通統御システムの改善を進めようというもの。
セブに交通問題は存在しないとする市長は、同市には市交通管制局(CITOM)があり、十分対応していると強調。「MCTAは橋を造り、川でも眺めようというのか」と皮肉っている。(4日・ブレティン)