ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2008.8.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
市長の息子の乱行
タリサイ市長の養子(男性)による「乱行」に、市民らが不安を高めている。この養子は先月、ガソリンスタンドを吹き飛ばすと脅したり、たきぎ売りから金を巻き上げるなど目に余る行為を働いた。
これらに続き、十一日未明には仲間五人と共に、タイヤ修理店の従業員二人に殴るけるの暴行を働き大けがを負わせた。騒ぎを聞きつけて駆けつけた警察官が止めに入らなければ、従業員二人は命を落としかねないほどの乱暴ぶりだったという。
地元警察はこの暴行事件で五人を拘束したが、市長の養子には手が及ばず、事情聴取さえも行っていない。タリサイ市長も「修理店がタイヤをなくしたため、感情的になったのだろう」と養子をかばっているという。(11日・サンスター)